staf’s diary

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今の日本の若者に足りないもの

今の日本の若者に足りないものをひと言であらわすと「余裕」で、そしてこの「余裕」を少しでも得るためには自由に使えるお金を増やすのが最短と言える。

たとえば自由に使えるお金があればテイクアウトやデリバリーを頼んだり、ハウスクリーニングを頼んだりすることがこれまで以上に容易にできるようになるだろう。

時折若者の○○離れと聞くが、実際のところ若者はそれから離れているのではなく最初からそれに近づいていない。それは近づく「余裕」がないからに他ならない。結婚をしないのも他人に構っている「余裕」がないから、政治に興味を持たない若者が多いのは興味を持つ「余裕」がないから。今の日本の若者はすべてにおいて「余裕」がない。

そのためもし本当にどうにかしたいのであれば今すぐに若者に「余裕」を持たせるしかない。ただ、実際のところ「余裕」を持たせることなどできないため、自由に使えるお金を増やすことで擬似的に「余裕」を与えることができる。

もっとも、「余裕」があったとしても結婚したり政治に興味を持ったりするかどうかはまた別の問題だ。もしかしたらこれまでできなかったことを必死にする若者が増えてしまうことも考えられる。まあ、抑圧から解放されたのだからそうなってしまう気持ちはわからないでもない。