staf’s diary

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極論

極論という言葉がある。

kotobank.jp

私はこの極論が実は好きだ。

極論は極端な論のことだが、逆に考えればそれより内側のマイルドな論はありえるわけだし、あなたが極論をもし誰かに伝えてその誰かに否定されたら、その否定した誰かは少なくともあなたのその極論よりマイルドな論を述べなくてはならない。言わないのであればその否定はその極論に述べたのか、それとも発言したあなたを否定したのかがわからなくなってしまう。もしくは何に対しても否定する種類のヒトを判別するのに使えるかもしれないが、そんなヒトはそんなことをしなくてもわかるはずだ。

それに上の考え方を利用することも可能だ。仮にダイエットをする際にあえて「ひと月で40kg減量する」と極論をまず作り上げ、少しずつ削っていく。もしくはマイルドにすると表現した方が理解しやすいかもしれない。結果として「半年で5kg減量する」となったとしても、それは悪いことではない。これまで存在しなかった計画をあなたがつくりあげたのだから、それは紛れもない前進だ。そのまま前に進めばいい。

子供にスマートフォン

子供にスマートフォンを預け、それでおとなしくさせている親を見かける。むしろ成長すれば嫌でもディスプレイを見る時間が増えるのだから今だけでも見せないようにするべきではないだろうか。

しかし、だからといってそうしている親だけを責めてはいけない。スマートフォンを与えるのは子供をおとなしくさせるためかもしれないが、そもそも子供が癇癪を起してもそれに寛容な世の中になればいいのではないだろうか。

blog.livedoor.jp

井上純一氏も自身のブログで「中国の人たちは、子供にものすごく寛容なのです。常々見習いたいと思ってる美点です。」と述べている。

「どうせ受かるはずがない」なんて言葉は聞く必要はない

今私は試験の勉強をしているが、そのことを言うと「どうせ受かるはずがない」、「お前なんかにはふさわしくない」などとわざわざのたまう奴原がいる。そういう連中の言葉に耳を傾ける必要はない。それがたとえ親とか家族といった間柄でもだ。

試験を受ける以上少なくとも受かる見込みがあるから受けるのだし、その確率を少しでもあげるために勉強やら実技に励むものだ。仮に上記の言葉がその世界の第一人者の言であるなら一考する価値はある。しかし、その世界のことを自分より理解していないヒトになぜ否定されなければならないのか。

なんにせよ、あなたのまわりにそういう発言をするヒトがもしいれば、警戒しておいたほうがいい。否定の言葉を言う連中は無意識にあなたに上に進まれるのを嫌っているか、あなたのことを見下しているかのいずれかもしくはその両方の思考をしているからだ。「君子危うきに近寄らず」――この言葉は今の時代でも十分通用する。

名前

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名前は親の最初の贈り物とかそういう類の言い回しをよく目にする。しかし、生そのものがそもそも最初の贈り物ではないのだろうか。誕生しなければ名付けることはできない。それとも産まれるから名前をつけられると考えているのだろうか。

なんにせよ、最近はいわゆるキラキラネーム(これはマイルドな表現であり、以前はDQNネームと呼称されていた)というどう読めばいいのかわからない名前の子供が一定数存在しているようだ。個人的には誰でもすぐ読み方のわかる名前がよいと考えている。結婚していない若輩者の意見が役に立つかはわからないが、ようは難解な読みが並ぶ名簿のなかですぐに読める名前のほうが今は逆に目立つのではないだろうか。

キラキラネームをつける親だと理解できると色々と助かる。その理由はふたつ。ひとつ目はキラキラネームをつけようとしてつけた親であることが判明すること。そしてふたつ目は親族や友人らに反対されたであろうキラキラネームを強引にでもつけた、もしくはまわりに反対する勢力がいないか勢力の力が弱いこと。つまり、自分の主張が最善でそれ以外は最悪と思考するヒトなのではないかと想像できる。

キラキラネームの中でも色々と差はあるが、特にかわいそうなのは画数の多い漢字で名付けられた子供だ。聞くところによると太ではなく汰のよう画数の多い漢字をエアロパーツと呼ぶそうだ。もしくはテストの際名前を書いている間に他の子はすでに問題を解いている名前とも。

個人的になによりも問題視しなくてはいけないのは、数年前まで話題になっていたキラキラネームの話題を聞いたり見たりしないことだ。これが意味するのはそれが当たり前だと世間で認識されてしまったからではないだろうか。もしそうであるのなら、それよりも恐ろしいことはきっとないだろう……。

「そだねー」

www.rokkatei.co.jp

六花亭が北海道の方言である「そだねー」を商標登録し、それでなんだか騒ぎになっている。私は鎌倉にある由比ガ浜海水浴場と材木座海水浴場、そして腰越海水浴場海岸のネーミングライツ権を購入し、それぞれ由比ガ浜海水浴場、材木座海水浴場、腰越海水浴場海岸と名前をつけた――名前を募集して、そのままがいいという意見が多かったという理由はあるが――豊島屋と同じ思考なのではないだろうか。

www.hato.co.jp

要は「他の誰かにバカな真似をされるぐらいなら身銭を切ってでも自分でどうにかする」という考えが読み取れたし、六花亭の場合申請すれば使用できるのだから、問題になるとも思えない。騒いでいるのはおそらくこういうことにしか騒げないヒトたちに違いない。