staf’s diary

記事を紹介する際は最低限URLを明記してください

『ヒトはなぜ太るのか? そして、どうすればいいか』を読んだ

『ヒトはなぜ太るのか? そして、どうすればいいか』を読んだ。

この本はタイトル通りヒトが太る理由を解説している。簡単に言うと糖を摂取すると太るのだが、何よりも感心したのは昔ながらの狩猟を主として生活している民族にはほとんど肥満が見られなかったこと、そして人類ははるか昔からそういう生活をしてきたにも関わらず何事もなく生活できていたことだ。これはすなわち糖を摂取しなくても生活できることを暗に意味しているのではないだろうか。

人が農耕を開始してまだ2,000年ほどしか経過していない。そして近年は肥満が社会問題にもなっている。今のような生活をするようになってから人は肥満になりかねない状況にある。念のために記載しておくが別に糖質制限を推奨する気はない。したいのならすればいいが、何も調べずにただ炭水化物を食べないという極端な行動は控えるべきだ。せめてどうすればいいのか、何をすればいいのかなど調べてから行動しよう。

なんにせよこれまでの考えが一蹴されてしまう内容であった。出版社が取り扱いしていない現状入手する方法は中古(Amazon.co.jpでも購入できる)もしくは図書館で借りるしかないだろうが一読の価値あり、である。