staf’s diary

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SNS(特にTwitter)がもたらした弊害

TwitterFacebook、あるいはInstagramなどのSNSが情報の拡散に用いられ、そしてそれが時として炎上するための着火剤ともなる。特にTwitterがもたらした弊害としてあげられるのは「そのツイートのみで判断する者が多い」ということだろう。

利用される方なら理解しているだろうが、Twitterは一度の投稿で最大140字という制限があり、それ以上の投稿をする際はそのツイートに返信する形で繋げるか、あるいは文字を入力したスクリーンショットを添付して投稿するのが一般的だ。

どちらにしても読む側にはそのツイート以外を読む必要が発生し、それをしない者があまりにも多い。また、短文である以上ある程度過激な表現になってしまうことも多々あり、そのため過剰に反応し、延々と粘着をして罵詈雑言を浴びせかけたかと思えば、他の利用者とつるんで違反の報告をして、そのアカウントを利用できなくしてしまうこともある。

SNSを利用する時は待つことが大切だ。自分の投稿がどういう影響を与えるのか、どういう風に思われるのかをせめて10秒は思考してから投稿するべきだし、その10秒すら待てないようなら利用すべきではない。もっともそういう者達が昨今の炎上文化を形成してきたという意味では、反射的に投稿することが役に立たないわけでもないだろう。

また、自分がそうであるようにとあるアカウントの先には最低でもひとり以上の人間が実際に存在しているという初歩的なことを忘れてはならない。自分がされたくないことを他人にしないのはリアルであってもネットであっても普遍の事実であることには変わりない。